日本学術振興会 研究成果公開促進費 申請による出版について

2022年11月22日 改訂

※2023年より公募開始・締め切り日程が早まるので、規定を改定しています。

日本学術振興会 研究成果公開促進費を申請しての出版(以下、学振出版と略称)をご希望の方は、以下の弊社規定をすべてご了承のうえでお申し出をいただきたいと思います。


1.学振出版をご希望の方は、申請する年の前年9月30日までに担当:永滝稔まで「学振出版を貴社においてお引き受けいただきたいと思っているがいかがか」という旨、ご連絡ください。この期限を過ぎた場合は、希望年には申請できません。
 具体例:2023年7月~8月に学振出版の申請をしたい場合は、前年の2022年9月30日までに永滝までお申し出いただかないといけません。


 2.弊社は編集作業を永滝一人で行っている関係上、多くの申請を受けられません。よって、年間に受領できる学振出版の申請希望件数(申請枠)は2件までとさせていただきます。この件数を超えた場合、それ以降にお申し出のあった件については、翌年以降において申請いただくという事になります。


3.上記お申し出の際には、以下の情報をお知らせください。
  a)書名・著者名
  b)著者のご住所・お電話番号・勤務先・メールアドレス
  c)著者の研究履歴・職務履歴
  d)内容梗概(2000字以内)と目次
  e)原稿分量(400字換算)
上記1~3項の規定を満たしているもののみを検討対象とさせていただきます。
なお、場合によっては原稿そのものを拝見させていただく場合もございます。
その上で、内容その他を総合的に検討し、弊社でお引き受け出来るかどうかを1~2ヶ月程度でご返事させていただきます。
その後、学振出版を弊社にてお引き受けさせていただいた場合、以下のようなスケジュールを遵守いただきます。


 4.申請年の3月31日までに完成原稿(第一次稿)を永滝までお送りいただきます。なお、この段階で原稿が完成できていなかった場合、その年の申請はあきらめていただきます。その場合は、翌年・翌々年などその段階で申請枠が空いている年の申請となります(申請枠が数年先まで埋まっていた場合は、そのさらに後にまで廻ってしまう場合もあるという事です)。なお、2年もしくは2回続けて原稿を完成出来なかった場合は、出版そのものを辞退させていただくこともあり得ますので、ご注意下さい。


 5.完成原稿(第一次稿) を拝見し、編集者としての意見などを申し上げさせていただく場合がありますので、それをご検討いただき、最終原稿を申請年の6月15日までにご提出ください。これも、規定日までに提出いただけなかった場合には、その年の申請はあきらめていただき、翌年・翌々年などその段階で申請枠が空いている年の申請となります。また、この場合も、上記4項段階での遅延も含め、2年もしくは2回続けて完成出来なかった場合は。出版を辞退させていただく場合もあり得ます。


 6.ご提出いただいた最終原稿を元にして見積書を作成し、8月上旬~下旬頃(申請先の各機関における締切期日により多少変動します)にお渡し致しますので、所属機関にご提出ください。


以上となります。
近年、学振出版の依頼が増える一方、申請期限間際になっての「駆け込み申請」が後をたたず、永滝一人にて編集作業を行っている弊社においては、事務量が増大し、たいへん困っております。よって、上記のような規定を設けさせていただきましたので、これをご了解の上でお申し出をいただきたく存じます。
よろしくお願い致します。


 (有)有志舎 代表取締役 永滝稔