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好評発売中
明治日本と朝鮮
―征韓論・脱亜論から韓国併合へ―
A5判・上製・カバー 272ページ
定価(本体6800円+税)
ISBN978-4-908672-79-8
目次はこちらを参照ください。
近代日本における明治期とは、征韓論の昂揚にはじまり、朝鮮への進出を目的とした日清・日露戦争をへて、韓国併合で幕を閉じた時代である。中国を中心とする伝統的な国際秩序が、西欧に起源する資本主義の世界体制に組み込まれ解体を余儀なくされる過程にあって、「文明開化」「脱亜入欧」の日本は東アジアの内部からそれを食い破るべくふるまい、朝鮮侵略をすすめた。そのなかで、どのような議論が展開されたのか。西郷隆盛はじめ福沢諭吉、大井憲太郎、樽井藤吉、井上毅から与謝野鉄幹らにいたるさまざまな朝鮮論を検討し、近代日本人のアジア認識について考える。
好評既刊書① 2刷出来!
『朝日新聞』などに書評掲載
評伝 丸山眞男
-その思想と生涯-
丸山眞男、その思想の再起動のために!
〈不断の精神革命〉〈永久革命としての民主主義〉の実現のために闘い、「少数者のノーと言う勇気」に賭けた、その思想と生涯。
黒川みどり 著
四六判・上製・カバー
450ページ
定価(本体3200円+税)
ISBN978-4-908672-72-9
好評既刊書② 6刷出来!
パレスチナ/イスラエル論
パレスチナ/イスラエルの歴史と現在のなかに、自民族中心主義・
ヘイトクライムという暴力の極限をみる。