問いつづける民衆史
全11巻
18世紀以降の世界史を「民衆」に焦点を合わせて描き直し、これからの歴史学の在り方も考えていく11名の著者による単著のシリーズです。
【シリーズ書目】 書名は仮題もあります。
赤色文字は期間書目。
愼 蒼 宇『朝鮮植民地戦争―甲午農民戦争から関東大震災まで』 本体3600円+税
志賀美和子『闘う「不可触民」―周縁から読み直すインド独立運動―』 本体3400円+税
伊藤順二『義賊伝説と革命―帝政ロシア末期のジョージアの民衆と英雄像―』
浅田進史 『植民地主義の現場から―ドイツ・東アジア・世界経済―』
眞城百華 『エチオピア女性兵士たちの挑戦―戦争と女性解放―』
小川原宏幸『差別をめぐる交錯―植民地朝鮮の地域社会と衡平運動―』
北村嘉恵 『フロンティアを生き延びる―台湾先住民族の近現代史―』
秋山晋吾 『取り締まられるよそ者たち―18 世紀ハンガリーの放浪民―』
土屋和代 『「民衆」のロスアンジェルス―レイシズムに抗う文化と知―』
仲松優子 『絹糸と権力―18世紀フランスの女性労働と経済世界―』
藤野裕子 『女同士の性愛を描く―近代日本のクィア史・民衆史―』