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最新刊
3月下旬発売
〈学知史〉から近現代を問い直す
田中聡・斎藤英喜・山下久夫・星優也 編
A5判・上製・カバー 432ページ
定価(本体8600円+税)
ISBN978-4-908672-73-6
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グローバリズムが大きく展開している現代、社会には「歴史修正主義」が跋扈し、排外主義も強まるという危機的な状況となっている。そうした時代動向に抗するために、改めて戦後における多彩な学知の歴史を振り返る。本書はそれを〈学知史〉と呼ぶ。そこから何を批判的に継承し、あるいは新たな視点・方法を創り、現代社会との緊張感のなかでどのような歴史像を描いていくかが求められているだろう。本書は、そうした視点から、それを生み出した近現代そのものを問い直し、読み替えていこうとする挑戦である。
好評既刊書① 2刷出来!
『朝日新聞』などに書評掲載
戦争・革命の東アジアと日本のコミュニスト
-1920-1970年-
東アジアのコミュニストは、戦争と革命の20世紀をいかに生き、いかに出会い、そして別れていったのか。忘却の彼方の〈生きられた経験〉から描きなおされる、もうひとつの日本共産党史!
黒川伊織 著
四六判・上製・カバー
370ページ
定価3080円(税込み)
ISBN978-4-908672-43-9
好評既刊書② 3刷出来!
『朝日新聞』『図書新聞』などに書評掲載
ベ平連とその時代 ―身ぶりとしての政治―
フランスデモ、徹夜ティーチ・イン、ジョーン・バエズ、脱走兵、フォークゲリラ、
ハンパク、反戦喫茶・・・・・・
五輪から万博へ、あの時代、人びとは何を考えどう行動したのか?
「身ぶり」を通して人びとに反戦を訴え理解や共感を広げていくことを試み、新しい政治空間を模索していったベ平連の運動を現代史のなかから描き出す。